凤凰体育平台

menu

お知らせ

【国際交流PRアソシエイトからの発信★】岩手県立美術館見学

掲載日2022.3.10

ニュース


【国際交流PRアソシエイトからの発信★】

岩手のアートを牽引する岩手県立美術館。そこではどんな作品が見られるでしょうか?岩手大学国際交流PRアソシエイト?李春潤さんの記事をぜひご一読ください。(言語:日本語、中国語)

------------------------

岩手県立美術館見学

 こんにちは。岩手大学総合科学研究科2年の李春潤です。2月中旬、岩手県立美術館を見学しました。岩手県立美術館は盛岡市中央公園の西に位置し、2001年10月に開館しました。岩手県立美術館は地上2階建ての薄いグレーの建物で、東半分が優美な流線型で巨大なクジラのように見えます。岩手県立美術館は、萬鐵五郎、松本竣介、舟越保武ら、岩手県出身の美術家たちの作品群を中心としたコレクションを持っています。

1.jpg 岩手県立美術館

 美術といえば、絵を習ったことがあります。高校生の頃、美大を受験して中国の試験地獄を脱出しようと思ったことがありますが、国立大の哲学科に合格したので、画家への道は進みませんでした。そのため、美術館を見学する時も一知半解でした。

 岩手県立美術館1階の企画展示室では「菅木志雄展 〈もの〉の存在と〈場〉の永遠」という開館20周年の記念展が開催されていました。菅木志雄氏は盛岡市出身で、「もの派」の現代美術家として知られています。菅木志雄氏の作品は非常に抽象的で、石、木、紙、金属などの日常的な素材を組み合わせることによって、素材と場所の関係性を検討しています。正直に言うと、今回展示された120点の作品のうち、ほとんどは分かりません。しかし、気に入った作品もいくつかあります。例えば1984年に作られた「補われた素材-58」と1991年の「囲間内奥」です。

2.jpg 菅木志雄「集の支え」

3.jpg 菅木志雄「補われた素材-58」

4.jpg 菅木志雄「囲間内奥」

5.jpg 菅木志雄「景位」

 立派な「グランド?ギャラリー」を通ると2階の展示室に着きました。2階には松本竣介?舟越保武展示室、萬鐵五郎展示室、常設展示室があります。萬鐵五郎氏、松本竣介氏、舟越保武氏のことを以前の授業中に知っていましたが、今回は彼らの作品を間近で鑑賞しました。

6.jpg グランド?ギャラリー

 松本竣介氏は東京で生まれましたが、岩手で育ちました。舟越保武氏と松本竣介氏は岩手県立盛岡中学校の同級生で、二人で何度も二人展を開催しました。だから二人の作品を同じ展示室に置いたのは記念だと思います。松本竣介氏は少年時代に病気で聴覚を失い、後に病気で早世しました。彼の短い一生の中で、多くの優秀な絵を残して、印象派に属します。私の一番好きな作品は1941年に作られた「盛岡風景」で、盛岡郊外の夏はこの絵に似ています。舟越保武氏は長い人生の中で芸を磨き続け、日本で最も偉大な彫刻家となりました。戦後、舟越保武氏は洗礼を受けてカトリック教徒となり、彼の宗教をテーマにした作品が最高の域に達しています。1984年に作られた「聖マリア?マグダレナ」という彫刻は生き生きとしていて、異なる角度から見ると、表情が少し違います。

 萬鐵五郎氏は印象派と野獣派に属します。その絵のレベルは西欧の有名な画家に劣らないと思います。1912年から1913年にかけて作られた「雲のある自画像」という絵はとても面白いです。常設展示室には主に大正時代の北斗会の美術家と現代美術家の作品が展示されています。残念ながら2階の展示室の作品の写真は載せられません。

 岩手県立美術館所蔵の作品は岩手の美術史であり、岩手の精神史でもあります。美術品を鑑賞することによって、時代の変遷の中の美術家たちの精神世界を直感的に感じることができます。百数年来、岩手の美術家たちは西欧を学ぶと同時に、革新もあり、彼らの努力の下でこそ、岩手文化は色とりどりに輝いていって、日本も芸術大国になりました。

参观岩手县立美术馆

大家好。我是岩手大学综合科学研究科2年级的李春润。2月中旬,我参观了岩手县立美术馆。岩手县立美术馆位于盛冈市中央公园的西边,于2001年10月开馆。岩手县立美术馆是地上两层的浅灰色建筑,东半部分呈优美的流线型,看起来如同一条巨大的鲸鱼。岩手县立美术馆拥有以万铁五郎、松本竣介、舟越保武等岩手县出身的美术家们的作品群为中心的收藏品。

说起美术,我曾经学过画画。高中的时候曾经想过考美大以逃离中国的考试地狱,不过好歹考上了国立大的哲学系,因此也就没能成为画家。于是乎,参观美术馆时也是一知半解。

岩手县立美术馆1楼的企画展示室正在举办"菅木志雄展 〈物〉的存在与〈场〉的永远",是开馆20周年的纪念展。菅木志雄出身于盛冈市,作为"物派"的现代美术家而广为人知。菅木志雄的作品非常抽象,通过将石头、木材、纸张、金属等日常素材组合起来,探讨素材与场所的关系性。说实话,这次展出的120件作品里,大部分我都看不明白,不过也有几件十分中意的。比如创作于1984年的《被补的素材-58》和1991年的《围间内奥》。

走过气派的"大型走廊"就到了2楼的展示室。2楼有松本竣介·舟越保武展示室、万铁五郎展示室和常设展示室。以前在课堂上就了解过万铁五郎、松本竣介、舟越保武的事情,这次则是近距离地欣赏到了他们的作品。

松本竣介虽然生于东京,不过是在岩手县长大。舟越保武与松本竣介是岩手县立盛冈中学校的同级生,两人多次举办二人展。因此两人的作品放在同一个展示室也是一种纪念。松本竣介在少年时代因病失去听觉,后来又因病早逝。在他短暂的一生中,留下了不少优秀的画作,属于印象派。我最喜欢的作品是创作于1941年的《盛冈风景》,盛冈郊区的夏天跟这幅画很像。舟越保武则在漫长的人生中不断磨练技艺,成为日本最伟大的雕刻家。战后,舟越保武受洗成为天主教徒,其以宗教为主题的作品已然登峰造极。创作于1984年的《抹大拉的玛丽亚》这尊雕塑栩栩如生,从不同的角度看,表情都有略微的不同。

万铁五郎属于印象派和野兽派。我觉得其画作的水平大概不逊于西欧的著名画家。创作于1912至1913年的《有云的自画像》这幅画十分有趣。常设展示室里主要展示了大正时代的北斗会的美术家和现代美术家的作品。可惜的是2楼的展示室的作品的照片不能登载。

岩手县立美术馆所收藏的作品既是一部岩手的美术史,也是一部岩手的精神史。通过欣赏美术品可以直观地感受到时代变迁中的美术家们的精神世界。一百多年来,岩手的美术家们在学习西欧的同时,也有所创新,正是在他们的努力下,岩手文化才得以异彩纷呈,日本也成为了艺术大国。